2007年11月13日

秒速5センチメートル

DVDで観ましたがど真ん中でした。劇場いっときゃよかったと
久しぶりに後悔させていただきました。山崎まさよしの「one more time,one more chance」ももともと大好きな曲でしたので、3部での
演出で鳥肌たちました。それぞれの距離感、そこに至るまでの時間
つっこみたいところがないわけでもないですがそれを黙らせるくらい
良い作品でした。新海監督の次回作に期待させていただきます。
1話「桜花抄」
色々な意見を読んでみると1.2話はともかく3話がという意見が
ありました。私もどちらかというとハッピーエンドの方が好きですし、3話では少々へこまさせていただきました。しかし、結局のところ1話もハッピーエンドではないのですよね。両者が手紙を渡そうとして渡せなかった。互いがあと一歩踏み出し手を伸ばす(手紙を渡す)、この心理的距離感がなければ二人は最終的にハッピーエンドとなって終わったかもしれません。貴樹が引越ししてから上京するまでの5年間、一度も会いに行くことがなかった。また上京して大学に進んでからも会いに行くことがなかった。それは明里にとっても同じでしょう。両者が両者共に踏み出せなかった「距離」、あるいはそれを遮った「時」、それらはやっぱり1話の桜花抄の最後に説明が終わってるような気がします。

2話「コスモナウト」
では花苗の視点を通して物語が進みますが、ここでも上記に書いたようなことの確認が行われている。貴樹と明里の距離感がなければ花苗はもっと早く気づいたでしょう。3話のタイトルバックからのPVを見るとここまでは連絡が途絶えていたとしてもまだ「終わっている」というような状況でもない。お互いがお互いを気にしている。しかしそれを表現できない。やはり1話で手紙を渡せることができなかった距離感が埋まっていないし、両者がその努力をしていない。また貴樹の部活ですが中学校時代のサッカーから弓道へと変わっています。意図的ですよね、より内面の葛藤を補う方向へと進んでいるような気がします。

3話「秒速5センチメートル」
社会人のぐだぐださが身にしみますorz。明里のメールにある1000回メールをしても1CMも近づけなかった。泣けますよ・・・。
最後のシーン。明里は振り向いてもよかったのかもしれません。でもやはり両者の距離が埋まることは(これは明里が結婚前ということとは関係なく)なかったでしょう。偶然ではだめなのです。それまでに大学入学してからどこかで会いに行けばよかっただけなのですから。それがわかってるからこそ明里は振り向かなかった。
そして一歩踏み出した貴樹もそれが理解できた、まあ以前からわかってはいたでしょうから相手に示されることでやっと新しい一歩を踏み出す事ができた。私的にはそういうラストに感じましたし、あの一歩が決してマイナスな方向であってほしくはないですね。
posted by りぐ at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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